フランスのお菓子たち2 ピュイダムール他

ピュイダムールのことばかり書かせてもらっています、もう少しほかのお菓子もご紹介します。

フランス菓子は元々食後に食べるものだったようで(以前のブログにも書きましたが)食後なのでお腹がいっぱいになった所で食べますから小ぶりで味の凝縮したものが多かったようです。パティスリーデュポンでは小麦粉の入った生地は極力使わないように、メレンゲ生地を多く使っていました。                    バタークリームもバターと同じ分量の砂糖が基本でした(日本では1/2以下です)ヌガーにバタークリーム、仕上げにフォンダンというお菓子もありました。

また、ピュイダムールに関わる事を思い出してしまいました。

私の仕事場(中庭)でピュイダムールのキャラメリゼをしているときの事です。蜂が結構飛んできていました。

甘い匂いに誘われて来てるものだと思っていたのだすが·····

忙しくなったある日ご主人がパテのサンドイッチとグラスに赤ワインを作業台の端に置いてくれました。(忙しくて昼食が遅くなるので腹の足しに)

仕上げが忙しくて直ぐに食べれずキャラメリゼしていると、蜂がパテをかじって飛んでいきます、甘い匂いに寄って来たのでは無く、肉食系の蜂でクリームの焼ける匂いに誘われていたのだと理解しました。    カチカチ音がしていたのでスズメバチの仲間です!⋯今考えると怖いですね。

学校にいた時も庭でパスティアージュの大きなピエスモンテを仕上げている時に蜂がかじっていたのは砂糖ではなくてゼラチンの匂いだったのだと思い返した記憶があります。(パスティアージュ→粉砂糖とゼラチンを混ぜたもの)また話が脱線してしまいました申し訳ありません。

では、お菓子の話の続きはまた。