フランスのお菓子たち3ピュイダムール他

いつも脱線してしまい申し訳ありません。

パティスリーの朝のお菓子たちについて書かせて貰おうと思います。

私の研修の1箇所目は1ヶ月間リヨン近郊の2人のMOFがやり始めたお菓子屋さんでした。

エマールさんと言うライオンみたいな髭もじゃのシェフとベルヌさんと言う小柄なシェフふたりのお店でした。

フランス語の勉強をして来なさいと言われて研修する事になりましたが、全く言葉が解らずシェフ達はいつもメモ用紙に計量する配合などを書いて手渡ししてくれていました。

そこでは、アプランティエが3人仕事してました(若い見習いで中学生ぐらい)

朝一番にクレームパティシエール(カスタードクリーム)を炊かせてもらい、 某コンビニの看板の様な大きな缶に牛乳が入っていて計量が大変でした。     10lの牛乳でクリームをたくこともありました。フォンダン(糖衣)で仕上げるエクレールやルリジューズ、サバランやババのトランペ(シロップでふやかす)フルーツの小さなタルトの仕上げやアップルパイ(ちょっと変わってました)、揚げ菓子など卸もやっていたので結構な数を仕上げていました。                                  フルーツのタルトは一度仕上げてみなさいと言われて作ってからは、毎日私の仕事になってしまいました。                                                                                     3人アプランティエたちには任せられなかったようです。

朝出しの仕上げが終わると、翌日以降の仕込みと予約注文のお菓子の仕上げなどをして、お昼過ぎに仕事が終わる1ヶ月でした。(朝は6:00~)

研修初めから一週間位のある日(曜日を忘れてしまいましたが)仕事が終わって滞在していた小さなホテルの入口が閉まっており扉には FERME(閉店・休み)。横のレストランの入口にも19:00迄 fermeの札が掛っています。                   泊り客が居るのに締め出しです。レストランのオープン迄ホテルの中に入れません、仕方なく30分ほど歩いたところにあったマンモスという大きなスーパーで時間を潰しました。思い出しました!翌週の水曜日もやはりホテルは休みで仕方なく1時間ほど歩いてリヨンの街迄出かけ時間を潰した事を。

フランス語が話せなかったので、鍵を貸してほしいことも上手く伝わらず苦労しました。またお菓子以外の話になってしまいました申し訳ありません。

では、お菓子の話の続きはまた。